メンタルの状態が落ちてしまう理由
メンタルの状態は腸にあらわれる
腸と心の関係性について説明します。腸の働きが元気になれば食べ物の消化吸収もスムーズになり代謝が盛んになりその結果体も元気になる、ということはイメージできても、メンタルとの関係まではピンと来ないという方は多いと思います。
腸と自律神経の働きは密接にかかわり合っていて、腸の蠕動運動が停滞すると副交感神経の働きがおちる。副交感神経は休息時に働くので蠕動の低下でリラックスできなくなりメンタルはどんどん落ち込んでしまいます。
言い換えると、メンタルの状態は腸に現れる、心の疲れと腸の疲れは同じといっても良いくらいです。
食事とメンタルの関わり
腸は、消化、吸収、排泄を司る器官なので、食事の仕方に問題があれば腸にストレスがかかりそれはむくみになって現れます。暴飲暴食、夜遅くの食事など、消化吸収に負荷が強くかかると自律神経が乱れてメンタルにも影響が出てきます。
どんな食べ方をしているかによって、イライラしたり落ち込んだり、心地よさを感じたり楽しかったり、心の感じ方も様々です。
ゾーンの概念
メンタルが低下するのは、交感神経が優位になり血管が収縮して緊張が続き、血流が滞り休めていない、むくんでいるときです。
ゆっくり呼吸をする、これはストレスを感じている時ほど心がけるべきです。そうすることで心身が落ちつき力が発揮しやすくなります。
緊張状態の中でも気持ちが落ちついて深くリラックスできた状態をスポーツの世界ではゾーンと呼びます。
ゾーンができると集中力が高まり物事に余裕がでてくる傾向にあります。
体調が良くてもミスをしてしまったり、体調が悪くてもよくできたり、体調と結果が一致しないことももちろん出てきます。
多くの人は、活動している時に心の状態を重視しますが、そうではなく体に不具合があるから起こることで体の調子が良ければ心も安定するものです。
体の調子を良くするには、腸の調子を整えて血流をスムーズにし、自律神経のバランスを整えることが大切です。
朝の調子が良ければ、心も勝手に安定してくれます。
ゾーンを作るポイントの1つは、集中しすぎずに周りの景色に目を向ける余裕をつくることです。ゆっくりと呼吸して頑張らない方がうまくいくことがあるということが分かってくるようになるときがくるとよいです。