腎機能をアップするための健康法
全身の血流をよくする
人は立っているだけで重力により体液が下半身に集まっていきます。歩いて足の筋肉を使うことで水分が動き出し、血液が心臓に送られてめぐりが回復します。
よく、ふくらはぎは第2の心臓と言われますが、ふくらはぎを柔らかくすると体全体の機能の回復につながります。
点滴がなかな落ちていかない患者さんのふくらはぎの筋肉をもみほぐしたら、血流が改善し点滴がスムーズに落ちていくようになったと報告する医師もいます。ふくらはぎで?と思うかもしれませんが、侮れませんね。
ふくらはぎの筋肉の役割=血液を心臓に送り返すポンプ作用となります。
ふくらはぎを柔らかくして体全体の体液や血の流れが良くなると末端の細胞まで栄養がいきわたり、リラックスできます。
睡眠不足は腎機能の低下を招く
睡眠は日々の疲れをとるための基本的な営みですが、腎機能を高めるには睡眠をしっかり摂ることが大切です。一日の疲れをとり腎臓を含む内臓の機能を回復させるために睡眠時間を確保して体力を回復させるのが基本になります。
私の経験から、どんなに体をほぐしたとしても、最低ライン必要な睡眠(約6−7時間)が確保できていない方の体は、疲れがたまりすぎていてなかなか筋肉の緊張、コリやハリががゆるんできません。
まずは睡眠でしっかりその日の疲れをとり内面の機能を回復されてからのお手入れがより効果的です。
睡眠をとるといっても、体の回復を効率よく進めたければ、成長ホルモンの分泌される午前0時〜2時に寝ていることが大事です。成長ホルモンは、脳や体を癒し代謝が高まるので体の修復、回復につながります。
睡眠を削って活動しても体は思うようにうごきませんので、午前0時〜2時の間にできれば寝ておくようにして、最低でも6時間は睡眠をとるようにしましょう。すぐに眠れなくても体の疲れは解消していきます。