背骨が歪んで脳が疲れている人の対処法
ストレッチをすると背中の歪みがとれて脳もスッキリする
ストレッチは、体を伸ばして硬くなった筋肉をゆるめて体内(血・体液)の流れをよくすること。体の働きを良くする=健康であるためには、「栄養を細胞に運びエネルギーを作る、いらないものを体の外に排泄する、体をパトロールして異物から守る働きをする免疫」この機能が活性化していることが大切です。
この働きは水(血・体液)の流れにより体のすみずみまで届くので、体の硬さをほぐして筋肉をゆるめることは、手軽にできる健康法です。
ストレッチをすると、重力や加齢に伴い下垂した内臓を正しい位置に戻す(近づく)ことができ、筋肉の左右差も修正されるので筋肉が緊張して引っ張られていた背骨の歪みも整い神経伝達もスムーズになるので体がすっきりします。
背骨が縮んでいく理由、にも記したような猫背も修正されると肋骨も広がり酸素がしっかり摂りこめるようになるので深い呼吸も叶い、もともと脳がもつ力が働くようになるので物忘れ、物覚えが悪いといった脳の老化も気にならないレベルになる可能性があります。
動作の基本は「前後・左右・ねじる」
体を伸ばしたりストレッチをする、他にもさまざまな体操やトレーニングがありますが、それぞれの動きの基本になるのは「前後・左右・ねじる」の動作です。
この動きがスムーズになると背骨の位置も整ってきます。体を動かすことで今まで感じていたハリや痛みも軽くなり体が楽になります。
「体を前後に倒す、左右に曲げる、ねじる」、なかでもねじるという動作は体を緩めるのにインパクトのある動きで筋肉の緊張をとり歪みを修正するのに効果的です。
数時間歩いたら膝が痛くなるかもしれない、途中で腰が痛くなると困るから今日は出かけるのを止めておく、頭が痛くて気分がすぐれない、そんな不調から解放されて、活動的な毎日が送れるようになるでしょう。
病気になる人は、体のねじれが起きている
体の不調が病気のレベルに変わると、まず体がねじれます。このねじれがひどくなった個所に炎症が起きやすいのです。
頸椎がねじれていると口内炎になりやすく、胸椎がねじれていると胃炎、腰椎がねじれていると膀胱炎になりやすい傾向にあります。
病気の初期段階では前後の動きが悪くなり、次に左右の動きがやりずらくなり、体がねじれることで進んでいきます。
左右にずれがあるから無意識に起こしてしまう動作ですが、手や足を組んだり左右の骨や筋肉がずれてしまうような動作はなるべく控えることがねじれをさらに悪くしてしまわぬ対処方です。