背中の痛みは神経が圧迫される不調からおこる
背骨(脊髄)は神経の通り道である
背骨のなかを通る脊髄には、大きな神経が通っています。背骨は26個の小さな骨がつながって積み重なってできていますが神経は骨と骨の隙間から全身へとのびています。
神経は、脳と体の各器官をつなぐ電線のようなものです。背骨が歪んだり姿勢がずれて骨と骨の感覚が詰まったりすると、骨の間から伸びる神経が圧迫されるので脳と背中から内臓に伝わる情報の伝達がうまくいかなくなります。
それぞれ、どの部分が歪み、どの神経が圧迫されているかによって体にあらわれる症状は違います。
なかでも特に、圧迫を受けやすいのが頸椎と腰椎で、首の痛みや腰痛を訴える人が多くいます。ゆがみによる神経の圧迫で情報伝達がスムーズにいかないことから不調が起こるのです。
当サロンで施術する川本療法では、この歪みをみつけて神経伝達をスムーズにして不調を解消につなげる施術をおこなっています。興味のある方は、こちらのページも御覧ください。
どの神経が圧迫されるかで不調の症状が異なる
※頸椎が歪むと
頸椎の上部は脳に伸びる神経がでているので、この神経が圧迫されるとものを覚える思い出すのも苦手になります。
・症状−高血圧、脳卒中、認知症
頸椎中部は、目、花、耳に伸びる神経がでています
・症状−白内障、緑内障、鼻炎、めまい
頸椎下部は、腕や手に伸びる神経がでています
・症状−しびれ、力が入らない
※胸椎が歪むと
・呼吸器、循環器消化器
※腰椎が歪むと
足、生殖器、泌尿器にいく神経が伸びています
・症状−排泄(便・尿)障害、腰痛、坐骨神経痛、膝痛、婦人科系疾患
※仙椎が歪むと
・生殖器
の健康に影響します。
背骨の下部にあたる腰椎が歪み圧迫されると下腹部が前面にポっこりとでてしまいます。おなかがぽっこり膨らんで気になると言う方は、腰椎が歪んでいる可能性もありです。
この辺りが狭くなると内臓も本来あるべき場所から下垂して働きも悪くなるので胃もたれや便秘などの症状も起こります。
このように、背骨の歪みやつまりによって神経が圧迫されて情報伝達が遮られるとそれぞれの個所に不調が生まれます。
背骨を元ある場所に整えることの大切さがお分かり頂けると思います。