笑顔を作り免疫を高める
真面目を忘れて笑顔を作る
自律神経の働きや、リズムを作りゆっくりを心がけることはわかったけど、実際に上手く切り替えられないという真面目なタイプの方も多くいるでしょう。
このようなタイプは、思うようにリラックスできず交感神経が優位になりがちで血流の停滞とむくみが慢性化しやくすなります。
時には、リラックスして副交感神経の働きを高めたいところですが、その際に心がけたいのが笑顔を作ることです。笑うのが苦手なら少し微笑むだけでもOK。
笑うことで口角が上がり副交感神経の活動が活発になることがわかっています。
副交感神経が働くということは、体を守っている白血球のうちリンパ球が活性化し、免疫力が高まることを意味します。
リンパの中には、がん細胞を攻撃するNK細胞も含まれているので大きな意味で、笑うことががんの予防、治癒につながるのかもしれません。
たとえ作り笑いだとしても、口角を上げるという動作自体に副交感神経の働きを高める効果があるようで同じような反応が出ることもわかっています。
人は怒っているとき、筋肉がこわばり血管が収縮して呼吸が浅くなり交感神経が優位になります。怖い顔やしかめっ面は、それだけで体にストレスを与えているのです。
どんなに忙しくても顔の筋肉を緩めるくらいならできるような気がします。心がければ誰にでもできることなので、ぜひ習慣にしてみてください。
寒さを感じると脂肪が燃える
脂肪細胞の中でも、褐色脂肪細胞は、寒さを感じると貯蔵していた脂肪を燃やして体を温めるための熱エネルギーを産生して体を守ります。
これは、副交感神経の働きによるもので、寒い場所にいると血管が収縮して筋肉が硬くなるのと同様に褐色脂肪細胞が刺激されて特に体を動かさなくても脂肪は燃焼されていきます。
寒いからといって暖かい場所でぬくぬくしていると運動不足でむくみが進むだけです。